(1)豊かな人生を歩むための大切な脳です。
人間の体の中で最も大切な臓器はなんでしようか。
それは「脳」です。脳は人間が毎日元気に生活していく上で欠かせない重要な臓器です。
脳は大宇宙と並んで最大の謎を秘めるもう一つの宇宙です。この1400gしかない小宇宙である脳は、140億個の神経細胞(ニユーロン)とこれを支えて神経に栄養を送る無数のグリア細胞から成立ち、さまざまな情報を処理しているのです。まさに脳は、我々が知る限りどのコンビユーターにもまさる最も高度に進化した情報処理装置なのです。
豊かな人生を歩むためにはこの何よりも大事な脳を健全に保っていくことが必要なのです。

(2)予防の時代の脳ドックとは?
入間ドックという言葉は良く耳にされると思います。これは消化器(食道、胃、十二指場、小腸、大場)、循環器(心臓)、呼吸器(肺)、肝臓、腎臓等が中心で、最も重要な「脳」については、ほとんど調べていません。それは、脳ドックを行なえる専門医が少ない事と、MRl (核磁気共鳴装置)がなかったためです。たとえば消化器系の検診で癌が見つかるのは0.2%程度ですが、脳ドックでは6〜17%も異常がみつかるのです。
脳ドックは脳卒中の予防を主目的としたシステムです。末破裂脳動脈瘤の早期発見、早期治療によるクモ膜下出皿の予防、血管狭窄部位の早期発見による脳便塞の予防、さらには痴呆の予防が3大テーマですが、最近は自覚症状のない脳梗塞が非常に増えています。これが将来、大きな梗塞に発展したり、痴呆の原因になつたりすることが恐いのです。さらに脳腫瘍は年間2万人に発生します。脳腫瘍も発見が早ければ早い程、処置も容易に行えます。倒れる前の予防はどんな治療にも優ります。脳の検査は最新のハイテク医療機器の導入や技術革新により安全で苦痛もなく、しかも簡単にできるようになりました。

(3)脳ドックの対象者
脳ドックを受けられる方の中で
40〜60歳代が87%を占めています。





 

(4)脳卒中の種類

(5)脳ドックの流れ
予約受付  
 
来院受付


















問診表記入
採血、採尿
血圧測定
眼底検査
心電図
MRl,MRA検査
頸部エコー検査
   

頸部エコー検査は、超音波を用いて患者様に苦痛を与えずに、頚部の血管の断層像を写し出し、その影像をもとに動脈硬化度、血管の血行動態や病変等を評価する検査法です。
動脈硬化が進行すると血管が狭窄し、最終的には閉塞してしまいます。これらは、脳梗塞の原因になる病気ですので、その予防や治療の際にとても有効な情報となります。

(6)費用
 40,000円
 ●当院と契約されている健康保険組合および自治体
   (補助が受けられます)
 ◆佐世保市健康保険組合
 ◆長崎県教職員組合
 ◆松島造船所
 ◆ポリテクセンター佐賀
 ◆佐世保重工業(SSK)
 ◆親和銀行

お問い合わせ、および申込方法など下記の電話番号にどうぞ。
TEL:0956-34-0606

正常なMRI像

縦断面

横断面

MRI はやわらかい組織の映像化にすぐれているため、脳内の細かい構造や血管などが鮮明にみえている。
横断面の上部には,眼球も白く映しだされている。

脳動脈瘤

脳の血管に“こぶ(瘤)”ができる病気で、破裂しますと、クモ膜下出血を起こし、突然の頭痛吐き気嘔吐で発症します。
破裂しないと、無症状に経過しますが、破裂しますと24時間以内高率に死亡する、40歳以上の働き盛りに多い疾患です。
脳ドックで破裂する前に発見し、大事に至らないうちに手術を行う方が増えてきています。

 


脳腫瘍

良性の腫瘍(例えば髄膜腫)は長い間、無症状に経過したり、単に頭痛、頭重感だけの症状を示すのみで、次第に大きくなって発見されることが多いので注意が必要です。

 


脳梗塞

小さな脳梗塞(ラクナ)を認める場合は、注意深い経過観察が必要です。