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【治る痴呆について】
(2003/04/16)
痴呆は、物忘れや場所・時間などがわからなくなるなどの症状を中心として進行します。
これまでは治療しても治らないものとされていましたが、最近の研究により、痴呆の原因となる病気に対し、脳神経外科手術をはじめとする治療を行うことによって症状の改善する痴呆があることがわかってきました。
[治療可能な痴呆の特徴]
1.痴呆の進行がはやいもの
2.物忘れが軽度のもの
3.集中力、意欲・自発性が低下するもの
4.何らかの歩行障害や頻尿、尿意切追、尿失禁を伴うもの
例えば小刻み開脚歩行、すり足、第一歩がでない、突進現象など
次の病気による痴呆症状は治療によって改善する可能性があります。
1.正常圧水頭症(3大症状:痴呆、歩行障害、尿失禁)
2.慢性硬膜下血腫(軽微な外傷で起こることが多い)
3.脳腫瘍(前頭葉に発生したもの)
4.脳梗塞(特に多発性脳梗塞)
治療可能な痴呆でも時間が経過するとともに進行して、立つことができなくなったり、性格変化や無欲・無関心状態になると治療が困難となります。
早期発見・早期治療が非常に重要です(特に高齢者の場合)。
治る痴呆は、なるべく早く見つけ出し、正しい治療を行うことが大切です。
また、これらの治療が有効でない場合も、薬物療法で症状の進行が抑えられることがあります。痴呆を疑った場合は、一度專門家の意見を聞きましょう。
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