脳疾患・一口メモ

[0002] 【めまいについて】 (2003/04/16)


(1) 脳梗塞によるめまい
  原因●脳血管の血流量の減少や脳血管の閉塞。
  特徴●構音障害(言葉がしゃべりにくくなる)、意識障害(気が遠くなる感じ)、
     視覚障害(ものが二重に見えるなど)などの神経障害が主症状で、
     めまいは椎骨脳底動脈系の梗塞でよくみられる。

(2) 脳出血によるめまい
  原因●脳血管の破裂による脳内出血。
  特徴●出血した部位によって症状は様々で、頭痛だけの場合や半身不随に陥ることも
     ある。延髄、小脳の出血で起こることが多い。

(3) 頸性めまい
  原因●頸部の骨、筋肉、靭帯の異常によるもの。
  特徴●首を回したり、伸ばしたりすることによって生じるめまいで、耳鳴り、
     難聴などは伴わない。
     また、めまい以外に頭痛、嘔気、冷感、各種不定愁訴を訴えることがある。

(4) 椎骨脳騨脈循環不全症
  原因●脳を流れる椎骨動脈の血流量の減少が考えられている。
  特徴●めまいと同時に視覚障害(ものが二重に見えるなど)や意識障害(気が遠くなる感じ)、
     構音障害(言葉がしゃべりにくくなる)を伴う。
     めまいの種類は回転性が最も多いが、浮動性のものや眼前暗黒感もみられる。
     このめまいは中高年の方や高血圧症、高脂血症がある人によくみられる。

(5) 良性発作性頭位めまい症
  原因●耳石器の機能異常といわれている。
  特徴●頭をある特定の位置に動かしたり、寝返りをうったときなどに、短時間の
     回転性めまいが起こる。
     軽い吐き気を伴うことがあるが、耳鳴りや難聴が一緒に起こることはない。
     めまいを起こす頭位や体位をくり返しますと、めまいは次第におさまる。

(6) メニエール病
  原因●内リンパ水腫(内耳に水がたまる)といわれているが、まだよくわかっていない。
  特徴●回転性のめまい発作を繰り返す。
    ●めまい以外に耳鳴りや難聴を伴う。
    ●吐き気や嘔吐、冷感、血圧の変動などの自律神経症状も起こる。
     めまい発作がおさまれば聴力はもとに戻るが、めまい発作を何回も
     くり返しているうちに、聴力は次第に悪くなる。

(7) 突発性難聴
  原因●原因は不明であるが内耳のウイルス感染、内耳の血流障害などが考えられている。
  特徴●ある日突然に、耳が聞こえなくなり、激しい回転性のめまいを伴う場合もある。
     めまいを伴う場合、大きなめまい発作は一度きりでくり返すことはない。
     めまいはいずれ治まるが、聴力は早く治療しないとり戻らないことがある。

(8) 前庭神経炎
  原因●ある日突然激しい回転性めまいが起こる。
  特徴●風邪の後に起こることが多いといわれている。めまいの程度は強いことが多い。
     大きなめまいは一度きりのことが多く、また、耳鳴り、難聴は伴なわない。

(9) 聴神経腫瘍
  原因●聴神経に発生した腫瘍。
  特徴●片側の耳鳴り、難聴とともに、浮動性のめまいを伴う。腫瘍が大きくなると
     吐き気や意識障害、顔面神経麻痺を伴い、生命に関わる状態になることもある。

(10)起立性調節障害によるめまい

(11)更年期障害によるめまい

(12)心因症によるめまい


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