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日本一古い、札幌の時計台

 

日本脳卒中学会で札幌を久しぶりに訪れた。石原裕次郎の歌「恋の町札幌」に出てくる、時計台を訪れたので、歴史を紹介します。
目本でもつとも古い時計台が札幌にある。1878(明治11)年に札幌農学校演武場が作られた時に時計塔はなかった。開拓長官の黒田清隆が札幌の人たちに時問を知らせる時計塔を作るように命令し、2代目教頭のホイラー先生がアメリカのハワード社に時計を注文した。とどいた時計は大きく、取り付けるために建物の正面を壊して作り直し、1881(明治14)年に時計塔が完成した。そして2009(平成21)年、今も動いている日本最古の機械式塔時計として機械遺産に選ばれたとのことである。石の重さだけで約130年間、動いているとはビックリした。時計台の時計は電気を全く、使わない機械式で、石の重りで、時計の針と時間を知らせる鐘を動かしているそうで、何故、それが可能なのか、見当もつかない。約130年前の機械式時計が当時のまま動いているのは世界でも珍しいとのことだが、最初に考案した人は、ノーベル賞を授与したいくらいだ。それでも今から80年近く昔、昭和時代の初めには、時計が止まっていることが多かったらしい。これを心配した井上清さんという時計屋さんが保守作業のボランティアをはじめた。そして井上さんが亡くなった後も息子の和雄さんが仕事を引きついだ。時計が止まらないで動き続けているのも井上さん親子の心が、今も引きつがれているからだそうである。世の中には、そのような使命感を持った人が沢山いて日本という国を作り上げてきたのであろうと、九州から遠く離れた北海道の地で、しばし感慨にふけった。

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