特発性正常圧水頭症
- shun ishizaka
- 9月19日
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更新日:9月19日

歩行障害(足が前に出ない、バランスを崩しやすい)、認知機能低下、尿失禁を主な症状とする特発性正常圧水頭症。加齢などに伴い脳脊髄液が停滞して起こる病気と考えられています。CTや
MRIで診断可能で、手術で改善する可能性があります。このたび世界的権威のある医学雑誌NEJMにシャント手術(髄液を流すチューブを植え込む手術)に明確なメリット(特に歩行に対して)があることが示されました。認知機能障害や尿失禁に対しては短期的な効果は限定的であることも併せてわかっています。このような症状がある方、特に歩行障害がある方は手術により改善する可能性がありますので一度検査を受けられてください。
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