若者はなぜおきられないのか?起床困難学の科学
- 16 時間前
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当院非常勤医師(毎週木曜日)産業医科大学の丸山崇教授による、若者の起床困難に関する市民公開講座をまとめたものです。youtubeリンクよりぜひご覧ください!
【内容】
若者が朝起きられない背景には、成長期に伴う自律神経の発達の遅れや、体内時計が後ろにずれやすいという生理学的特性があります。特に「起立性調節障害(OD)」や、睡眠不足が蓄積する「睡眠負債」、リズムが夜型化する「睡眠相後退症候群」が主な原因です。
解決策として、朝に光を浴びてリセットする、日中に心拍数が上がる運動をする、夜のブルーライトを避けるといった生体リズムを整える10のポイントを推奨しています。また、少量のアリピラゾール内服といった最新の治療法についても紹介されています。
1. 朝起きてすぐに朝日を浴びる:体内時計をリセットし、夜の眠気(メラトニン)を作ります。
2. 朝食をしっかり食べる:光とともに、食事も体内時計を動かすスイッチになります。
3. 水分と塩分(電解質)を補給する:特に起立性調節障害がある場合、血圧を安定させます。
4. 日中に軽い運動をする:心拍数が上がる程度の運動(階段利用など)で深部体温を上げます。
5. 夕方以降のカフェインを避ける:代謝に時間がかかるため、夜の眠りを妨げます。
6. しっかり湯船に浸かる:一度体温を上げることで、その後の放熱によるスムーズな入眠を促します。
7. 寝室の温度を適切に保つ:夏はエアコンを活用し、冬は起床前に暖房が入るようタイマーを設定します。
8. 寝る前のブルーライトを避ける:スマホやPCの光は、睡眠ホルモンの分泌を抑制してしまいます。
9. デジタルデトックスとリラックス:寝る30分〜1時間はデジタル機器を離れ、音楽や読書で副交感神経を優位にします。
10. 夕方以降の仮眠を控える:眠気(睡眠欲求)を夜まで溜めておくことで、深い睡眠が得られます。


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